16歳高校生がカイウイ海峡横断に成功
ホノルル(HawaiiNewsNow)— カイザー高校の生徒でカメハメハ・スイムクラブのメンバーであるティム・ロージュさん(16歳)が、オアフ島東部のサンディビーチに土曜日の午後7時前にたどり着きました。
彼は15時間27分泳ぎ続けました。
ロージュさんは午前3時30分頃にモロカイ島を出発し、約34マイル(約55キロ)の距離を泳ぎ切りました。
「本当に長かったし、正直言って人生で一番大変なことだったと思います。でも、ついにやり遂げたという気持ちがすごかったです」とロージュさんは語りました。
過酷な挑戦
ロージュさんは、毎日最大4時間、週6日プールでトレーニングを積んできました。しかし、海はまったく違う環境でした。
「海は本当に厳しいです。完全に一人で、すごく大変でした。サメもイルカも見ました。でも、ずっと周囲の状況や自分の体の状態を考えていました。何度も吐きました」と彼は振り返ります。
ロージュさんは、泳いでいる間に約14回嘔吐したそうです。
「泳いでいると気分が悪くなって、背中を浮かせて吐いて、それからまた泳ぎ続けるしかなかったんです。」
さらに、大量のクラゲを目撃し、何度か刺されることもありました。
挑戦の終わりと新たな目標
ゴールした直後、ロージュさんは寿司をかき込んだそうです。
翌日、クラゲの痛みは消えましたが、全身がこれまでにないほどの筋肉痛に襲われました。
「体のすべてが痛かったです。こんなに痛くなったことは人生で初めてでした」と彼は語ります。
ロージュさんは、世界の有名な海峡7つを横断する「オーシャンズ・セブン」チャレンジをいつか達成したいと考えています。
カイウィ海峡はそのうちの一つです。
彼は、カイウィ海峡を泳ぎ切った最年少のハワイ住民となりました。
「海の真ん中であれだけの困難を乗り越えられたなら、何でもできると思います」と彼は語ります。
ロージュさんの挑戦を支援したい方は、GoFundMeで寄付が可能です。
彼の驚異的な挑戦は、多くの人に勇気を与えるものですね!🏊♂️🌊