ハワイの自転車盗難件数が全米第9位に 2023年、ハワイでは1,110件の自転車盗難が報告され、JOINというサイクリングトレーニングアプリの分析によると、1台あたりの損失額は平均$1,240.13に上るとされています。
ホノルル警察は、登録されていない自転車や盗難車両の所有者確認を目的とした取り締まりを実施しています。特に犯罪に使われやすい手段として注目されています。
2024年6月〜2025年6月にオアフ島で報告された盗難は240件で、ホノルル中心部（District 1）での被害が約3分の1を占めました。
自転車の安全対策として、HBL（ハワイ自転車連盟）の教育責任者マリア・ハルナガ氏は、ロック方法やロケーションが重要だと述べています。 大学生やイベント関係者からも、登録の有無や駐輪設備の不足が盗難リスクを高めているとの声が上がっています。
対策としては、登録制度の利用（20インチ以上のタイヤ付き自転車は登録必須、費用は$15）や、見通しの良い場所への駐輪、監視カメラの設置などが推奨されています。HBLでは盗難防止のワークショップも開催中です。
また、自転車盗難を避けたい人には、非営利団体「Bikeshare Hawaii」が運営するシェアバイクサービス「Biki」の活用が勧められています。

(出典：ハワイ・ニュース・ナウ）