ホノルル市議会の小林アン議員は『ホノルル鉄道』について、建設が予定通り進んでいないことに対して「プロジェクトを止めるのか、距離を短くするかを、考える大切な時である」と語った。ハワイ州がプロジェクトに対する30億ドルの不足を埋め合わせることが立法上できない上に、完成後の運営費やメンテナンス費に余裕がないことにも懸念をしめした。たとえ資金提供法案を臨時会に通すとしても、維持費に１年に１億ドルの予算が必要になり、利用者の運賃が十分でなければ、ハワイ州の固定資産税を上げることになる。『ホノルル高速鉄道輸送機構（HART)』によると、鉄道の利用者がレイル運営費と管理費の40パーセントを負担し、残りは納税者の負担になる。『ホノルル鉄道』は暗礁に乗り上げた。

カカアコ地区開発プロジェクトより

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